アウトドアという名の「沼」

Hobby/趣味

サバイバルに「ギア」は不可欠なんだけども

僕はキャンプが好きだ!!

ファミリーキャンプも好きだけど、もっぱらソロキャンばかりやっている。

定番のパターンは、「愛車のバイク(TWという昔はやったバイク)にぜい肉をそぎ落としたような最低限のギアだけ載せて、開放感のあるキャンプ場で周りの音にビビりながらひたすら薪を燃やし、飯を食う、、、そしてテントでスマホを見る。」だ。

キャンプにセオリーや、理想論を持ち込むなんて野暮な考えは一切ないので、人に迷惑が掛からない限り、色んな楽しみ方があると思っている。

その中で、もっともキャンパーの個性やこだわりが出てしまうのが、キャンプギア=魅惑の道具の世界だろう(;^ω^)

キャンプが非常に面白い点の一つとして、「誰が本当のベテランなのか非常に区別がしにくい」ということがある。

たとえばスポーツをやっている人なら、どれだけ道具が新品だろうが、古かろうが、プレイする姿を見れば、上手い下手が分かる人なら分かるだろう。

でも、キャンプ歴だけ無意味に長い僕でも、となりでテント張っている人が、ベテランなのか初心者なのか見分けることが非常に難しい。 また、大前提として、あんまりジロジロ見てはいけない暗黙のルールが存在するのも、アウトドアならではだ。

他の趣味でも、たまに聞くことがあるワードに「沼」という表現がある。

ことキャンプに当てはめると、この言葉は「新しい道具やかっこいい道具をネットで見たり、となりのキャンパーが使っているのを見ると無性に欲しくなること」を指す。

これは僕も50歳過ぎてキャンプ好きが加速した時に、自分のスタイルを確立することができず、少ない小遣いの中で、おそらく10万以上のギアを買っては売り、買っては捨てを繰り返し、最近やっと最低限必要な道具が何かが固まりはじめ、年間数万円程度の無駄遣いで済むようになってきた(;’∀’)

ここ最近に買ったもので、やらかしたか、それとも壊れるまで使い続けるかが非常に怪しいギアがひとつある。

「ナルゲンボトル 1L」だ。

もともとこのボトルの500mlバージョンは歴代で2つ所持していたことはあるが正直その時も、今も「かっこいい」以外にこのボトルの何が他と違うのかを分かっていなかった。

1949年、研究用装備品の会社として発足したNalgene。

1970年代になると社内のスタッフたちが、装備品のボトルをハイキングやキャンプに持参するようになりました。軽量で高い気密性のボトルはアウトドアに最適だったからです。このことにヒントを得て始まったのがNalgene Outdoorです。厳選された素材を使い、医療機器製造品質保証の国際基準を取得した認定自社工場で、製造からパッキングまで確実な生産管理の元で生み出された製品は、純度の高いプラスティックと高い気密性で、世界中のバックパッカー、キャンパー、クライマーらに愛用されています。

「自然環境に配慮しながら人々の生活をシンプルなものにすること」をモットーに、今も変わらずアメリカのニューヨーク州ロチェスターから世界に発信し続けています。

ナルゲンのサイトの文章がこちら。

何だかバックストーリーもかっこいいのである。

そのおかげで、今では僕の家には僕のものだけでも「ナルゲンボトル3つ」「モンベルで衝動買いしたボトルが2つ」「無印のボトルが1つ」の計6つもウォーターボトルがある。 しかも、すべてがただのプラスチックの水筒に過ぎないので、外に出歩けばアッという間に温度が変わってしまうものばかり、、、

水筒はまだ取っておけるからこそ、6つも保管しているが、キャンプギアの中では「イス」や「焚火台」「調理器具」など、たぶんアウトドア好きの方なら納得の「なぜかすぐに別のものを買いたくなるジャンル」を何度も買いなおしては処分することで保管スペースを広げないで済んでいるだけのものがある。

負の遺産

こんな負の遺産と呼ばれるようなものは、実は長いこと同じ会社にいると、自分の会社ですらそういうものに手を出した苦い経験が一つや二つ・・・いやかなりあるな・・・(;’∀’)

たとえば、直近で言うと、コロナが大流行した年に、不謹慎だが同じく大流行した趣味がある、それは「キャンプ」だ。

うちの会社は、アウトドアグッズなんかそれまで取り扱ったことが全くなかったのに、過去の苦い思い出を忘れたかのように、どこからか仕入れてきた聞いたこともないメーカーのキャンプギアの販売に手を出しまくった( ノД`)

結果から先に言うと、導入から半年後には「半額セール」、1年後には「80%OFFSALE」を全店舗で行い、キャンプファンのみならず、転売ヤーを大喜びさせましたとさw

今では社内でそのことを口にした途端、ピリピリとした空気になる始末でおもろい♪

何なら「先週ソロキャン行ったよー!」なんて日常会話もしずらくなる状況である。

ま、この話に出てくるようなキャンプグッズは、正直キャンパーがハマる「沼」とは程遠いレベルの品質で、「安かろうショボかろう」のグループにどっぷり属していた三流品ばかり。

一方で、沼にはめてくるようなキャンプグッズは「安かろう良かろう」か「高かろう少なかろう」なもので、どっちに転んでも、持っている姿を見たとき、他のキャンパーから「やるな!」と思われるかもしれないクオリティのものを指します。

結局、それでも「かもしれない」だけであって、ホントに他のキャンパーがその人のグッズをチェックしているかどうかは定かではない。

先日、今年に入って何度か目のソロキャンに行き、小学校時代から数えればえらい回数のキャンプを実践してきた大ベテランの僕でも、つい先日まで「やっぱお座敷スタイルが一番だ!」とか言い出して、お気に入りだったローチェアーを物置きの奥深くにしまい、キャプテンスタッグの折りたたみ式の背もたれ付きクッションをAmazonで買って実践してきたんですが、あまりのおケツの痛さと、虫が這いあがってくる状況に、たった1日でローチェアーを戻したエンディングを経験したばかり。

と、言うワケで、いまだに浅くなったものの沼にまだたまにハマっている僕なのだ。

コメント

Verified by MonsterInsights
タイトルとURLをコピーしました