出勤時間を守れるようになる3つのポイント!

教育

自分が出勤時間を守っていることが前提の話になりますので、もし、

この記事を読んでいる店長さんが、自分自身が守れてないようなら、

この記事は見ないで、まずは率先垂範してください。

自分は守っている上で、なかなか全員が朝礼に揃わない…とか、

10分前出勤なのにギリギリに来るスタッフがいるなどの問題がある

お店には、これから紹介する3つのポイントがおすすめです。

もし、あてはまらない箇所があれば、ぜひ実践してみてください。

①ルールを決める!

どんなお店にも、おそらくずっと受け継がれているお店のルール=ハウスルールが

存在すると思います。

お店というのは、ある意味「個人の集合体」で、NOルールの方が上手くいくという

お店も存在するかも知れませんが、どうしても複数の人間が一か所で働く場合、

個人個人が思っている常識や「こうするべき」という思想でズレが生じるため、

必要の無い摩擦が生じてしまいます。

よって、最低限のシンプルなルールを共通のものとして最初に決めます。

それがハウスルールです。

社則のような細かいものは、別で準備しておくとして、ここでいるルールは、

非常にシンプルで、最大でも10項目ぐらいにし、暗記できる程度のボリュームが

適しています。

もし、そもそもハウスルールが作成されている店舗なら、それを再度スタッフに

共有し、守らせるようにするところがファーストステップとなります。

また、新店舗などで、これからハウスルールを決められる環境にあるなら、社則が

あることを把握した上で、オープニングスタッフさんと一緒に詳細は決めた方が、

自分たちで作ったルールになるので、守りやすいですし、伝統として受け継がれ

やすくなります。

②ルールを誰にも見えるところに掲示する!

すごく簡単なことに見えるかも知れませんが、「誰にも見えるところ」という

部分がポイントで、ルール違反を指摘したときに、万が一にも「知らない」と

は言えない状況を作りましょう。

よって、掲示する場所や、高さ、大きさなどが意外と重要で、できるなら、

休憩室や更衣室、朝礼などをする場所やタイムカードを切る場所など、

バックヤードの中でも、比較的立ち止まる場所に貼りましょう。

その際、掲示するハウスルールには、できれば「理由・目的」も併せて記載

されていると、店舗が何十年経過したとしても、そのルールが色あせたもの

にならず、納得感のあるものに、各世代の新人スタッフが捉えてくれるでしょう。

例えば、「更衣室の施錠について」なら、何かが起きた時にスタッフ同士の信頼関係

に亀裂が入らないように…とか、「出勤時間について」なら、朝礼が5分前に始まり、

身だしなみを整えた状態での参加が必要なので、10分前の出勤がルール…とか。

そんなことは当たり前に感じるかも知れませんが、初めて就職またはアルバイトを経験

するスタッフさんも大勢いる中で、その理由を教えてあげる最初の経験先が、アナタの

お店になる可能性もありますし、前職では意味を教えられてなく、守れてなかった人も

やってくる可能性があるので、しっかりと理由・目的を添えて説明できるようにしましょう。

当然、新人研修の初日は、ここを直接話して伝えることになりますので、掲示物にそれが

明記されていると、教える先輩が伝え漏らすことも無くなります。

③必ず毎シフト朝礼を行う!

今まで見てきたお店の中で、遅刻ぐせのあるスタッフが多いお店のほとんどが

朝礼をしっかりやってなく、、、

ギリギリ出勤 ➡ 挨拶も適当 ➡ 髪ボサボサ、制服シワシワ ➡ いきなり最前線へ!

のパターンが非常に多かったです。。。

もう、その日の連絡事項なんて、もうすぐシフトが終わるスタッフから適当に受けるだけ…

もちろん、一刻でも早く帰りたがっているスタッフからの引継ぎなんて全く不十分です。

そのため、9割の見た目も最悪ですし、キャンペーンや注意点などの情報も全く覚えて

ないので、その時間帯に来たお客さんからは最低の評価をいただくことになります。

そして、大切なのが、それが、そのスタッフの責任が半分あったとしても、もう半分は、

そんな状態を放置しているアナタの責任だということです。

なぜ、遅刻と朝礼が関係しているのかと言えば、ハウスルールで定めているから

だけでなく、その理由が「試合に向かうための準備=ルーティーン」であること

を意識づける必要があるからです。

お金を貰ってお客さんの相手を現実でやっている時間は、ある意味「試合中」です。

どんなスポーツ選手も、ロッカーでユニフォームに着替えた後で、監督の話も聞かず、

アップもせず、いきなり自分のポジションに向かう選手はいませんし、もし、いたら、

試合に負けた時に、他の選手からだけでなく、ファンからも叩かれますよね?

仕事においては、他の選手=同僚であり、ファン=お客さんです。

朝礼には、そういう気持ちを自然にスタッフに持たせる「プロ意識」を目覚めさせる

効果があります。

ちゃんとしたお店が必ず朝礼をする3つの理由

昔から言われている朝礼の意義は、下記の3つです。

①情報の共有 (連絡事項などをかみ砕いて説明)

②目標の共有 (現在までの売上の進捗と今日の目標)

③頭の切り替え(プロモードへの切り替え)

これを意識した内容で、朝礼メニューを作成し、しっかりと司会者の

台本のベースを作りこんで毎シフトで実施するとします…。

こんなことが行われることが分かっていて、遅刻できますか?

たぶん、複数参加者がいる規模のお店なら、めちゃ気まずいと思います(^^;)

どんなに忙しい時も、基本実施しないとルーティーンだと認識されない

ので、簡単そうで難しいですが、これを徹底することで、遅刻が無くなるだけ

でなく、モチベーションも変わってきます!

ぜひ、ご参考にしてみてください。

次回は、もう少し「朝礼」について掘り下げてみたいと思います。

コメント

Verified by MonsterInsights
タイトルとURLをコピーしました